土砂災害

こんにちは!
愛知県名古屋市名東区猪子石原の就労移行支援事業所Job Lifeの中山です。
 
 
今朝TVをつけると、信じられない光景が。
九州の土砂災害での映像。
目を覆いたくなるような映像でした。
九州の皆様の安全と被災地の一日も早い復興に心よりお祈り申し上げます。
 
さて、このような災害が起こると、自分が生きているせいでこのような災害が起きた、という加害妄想に陥る方がいらっしゃいます。
また、九州のみなさんが大変な思いをしているのに、自分は生きていていいのだろうか、と思い悩む方もいらっしゃるかと思います。
 
まず、申し上げたいのは、皆さんのせいで災害が起きているわけではないこと、また、災害が起きて大変な思いをしている人がいても、あなたは安全な場所で生きていてもいいということです。
むしろ、こういう時だからこそ、あなたが生きてください。
普通の生活を営んでください。
いつか、自分が困った方々を助ける日が来るかもしれません。
その日まで、生き続けてください。
 
このようなことを書くのには理由があります。
私も昔、3.11が起きた時、「自分が生きているせいで地震が起きた・・・だから、自分は生きていてはいけない・・・」という加害妄想に悩まされていました。
もちろん、科学的な根拠はありません。
ですが、それが私の心の中では妄想が「事実」として重くのしかかっていたのです。
とても辛かった時期でした。
 
でも、今、私は福祉の世界で働き、困っている人や、つらい思いをしている方々を支援しています。
いつか、誰かのために役立つ時が来るんです。
その時まで、じっと待つことが大切だと思います。
時には我慢も必要かもしれませんし、嫌な思いをするかもしれません。
ですが、どうか、あきらめないで自分の思う道を進んでください。
 
 
ピアサポーター(うつ病当事者の支援者)の中山より